神戸ビエンナーレ 曇天のしおさい公園とごみタワー

神戸ビエンナーレ_ごみタワー
神戸ビエンナーレ2011、今回は屋外展示会場であるポートアイランドのしおさい公園に行ってまいりました。テーマは『しつらいアート国際展』。「しつらい」とは「日本の伝統的な空間手法で、人と場所との一過性を重視した空間づくりを表す言葉」(『KOBE Biennale 2011 Area Map』より)。
なんでも最初は会場はメリケンパークの予定だったそうですが、紆余曲折あり妥協案としてしおさい公園になったとか。しかしながら、これは結果的に大成功であったと思います。山と海と空というダイナミックな背景が今まであまり見たことのないような展示空間を生み出していました。ファミリオ、モトコーと行きましたが、今のところここが一番好きです(ファミリオについては後日報告)。ここの作品はどれものびのびとしていて素敵なので二回にわけて報告します。
今回は一番のお気に入り、東方悠平さん作『神戸ゴミタワー』。マネキンに弱いのでそれだけで見入ってしまいました。百聞は一見にしかずということで写真をどんどん…。

神戸ごみタワー3
神戸ごみタワー5神戸ごみタワー2
神戸ごみタワー4

この作品、近くで見ているときは気付かなかったのですが、ある角度で一歩、二歩、三歩と後ろへさがって「あっ!私の大好きなのが二つ!」と。慌ててご本人による解説を読むとやはりそう。夜は発光して特に美しいとか。さて、この作品、何なのでしょう(ま、写真を見ればすぐわかりますが…)

ごみタワー正体

タイトル:神戸ゴミタワー Scrap Heap Tower in Kobe
作者名:東方 悠平(日本) Yuhei HIGASHIKATA

神戸ビエンナーレは
11月23日まで開催されています。

重要なお知らせ 11月13日
かもめりあ(ハーバーランド)とポーアイしおさい公園を結ぶシャトル船「ヴィラジオ号」はエンジン不調(であったと思います。とにかく船体の異常)のため11月13日現在復旧の見込みがたっておらず運休中です。

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